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NYダウ続伸137ドル高 長期金利上昇で金融株に買い

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比137ドル55セント(0.4%)高の3万4721ドル12セントで終えた。米長期金利が朝方に2.73%と3年ぶりの高水準を付け、利ざや拡大の見方から金融株が買われた。業績が景気動向に左右されにくいディフェンシブ株への買いも相場を押し上げた。半面、ハイテク株は売られ、相場の重荷となった。

米連邦準備理事会(FRB)が積極的に金融を引き締めるとの観測から、長期金利は4月に入り0.4%近く上昇した。足元では長期と中短期金利の差はプラス圏で拡大しており、利ざや拡大を見込んだ買いが金融株に入った。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが上昇した。

医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、保険のトラベラーズ、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株も堅調だった。原油高を受けて石油のシェブロンも上昇した。年初から下げが目立っていたホームセンターのホーム・デポは押し目買いが入り、3%高で終えた。

一方、長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株は売られた。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコム、ソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルが下げた。

航空機のボーイングの下げも目立った。コスタリカの空港での同社製の貨物機の事故が伝わったことや、アナリストによる目標株価引き下げが嫌気された。

ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は反落し、前日比186.304ポイント(1.3%)安の1万3710.996で終えた。週間では3.9%安となり、下落率は今年3番目の大きさだった。8日は電気自動車のテスラが3%下げた。エヌビディアが4%超下げるなど、半導体株も総じて売られた。

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