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NYダウ反落85ドル安、ハイテク株に売り 中国株安重荷

(更新)

【NQNニューヨーク=岩本貴子】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比85ドル79セント(0.2%)安の3万5058ドル52セントで終えた。前日まで連日で過去最高値を更新し、目先の利益を確定する売りが優勢だった。中国政府がインターネット企業への規制を強化する中、香港株と上海株が大幅安になったのも投資家心理の重荷だった。

中国当局の規制の対象は中国のインターネット企業などだ。ただ、市場では「中国でビジネスを展開する米国企業にも規制がかかる可能性があり、政治リスクが意識され始めた」(キングスビュー・インベストメント・マネジメントのポール・ノールト氏)との指摘もあった。

新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大で世界経済の先行き懸念が強まったことも、投資家がリスクを取る姿勢を後退させた。航空機のボーイングや建機のキャタピラーが下げた。決算発表で2021年12月期通期の売上高見通しを上方修正した工業製品・事務用品のスリーエムも材料出尽くしの売りに押された。26日夕に発表した成長戦略で新製品投入計画に変更がなく、期待外れと受け止められた半導体のインテルも安い。

主力ハイテク株が総じて売られたのも相場を押し下げた。主力ハイテクは27日夕から決算発表が本格化するが、決算期待で事前に上昇していた銘柄が持ち高調整の売りに押された。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが下げた。ダウ平均の構成銘柄以外ではネット通販のアマゾン・ドット・コムやグーグルの親会社アルファベットも安い。

ダウ平均は取引終了にかけて下げ幅を縮めた。医薬のメルクなど景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄には買いが入り、指数の支えになった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに反落した。前日比180.137ポイント(1.2%)安の1万4660.576で終えた。主力ハイテク株に加え、半導体関連株も売られて指数の重荷となった。半導体不足の生産への悪影響が懸念され、電気自動車のテスラも下落した。

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