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NYダウ小反発16ドル高 金融緩和の長期化観測が支え

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比16ドル02セント(0.04%)高の3万3446ドル26セントで終えた。新型コロナウイルスワクチンの普及を受けた米経済再開への期待や、米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の長期化観測が相場を下支えた。ダウ平均は過去最高値圏にあり、このところ上昇が目立っていた銘柄への利益確定売りで下げる場面もあった。

FRBが午後に公表した議事要旨で、参加者が雇用や物価目標に向けた進捗が確認されるまで「現行のペースの資産購入が続く」とみていたことが分かった。経済正常化が進んでも金融緩和が継続されるとの見方が広がった。

JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が7日に公表した株主向け書簡で、米政府の経済対策や金融緩和、インフラ投資計画の実現などを背景に「米経済の活況は2023年にかけても容易に続く」との認識を示した。著名経営者の楽観的な見方も市場心理を支えた。

景気への楽観論にもかかわらず米長期金利が1.7%を下回って推移し、金利上昇時に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の主力ハイテク株が買われた。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが上昇した。

ダウ平均の構成銘柄以外では交流サイトのフェイスブックと検索サイトのアルファベット(グーグルの親会社)も上昇した。この2銘柄とマイクロソフトは上場来高値を更新した。

ダウ平均は下げる場面もあった。このところ上昇が目立っていた航空機のボーイングや化学のダウなど景気敏感株の一角や映画・娯楽のウォルト・ディズニーに売りが出た。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比9.538ポイント(0.1%)安の1万3688.842で終えた。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は反発し、前日比6.01ポイント(0.1%)高の4079.95と2日ぶりに過去最高値を更新した。

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