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NYダウ305ドル高 初の3万4000ドル台、小売売上高好感

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比305ドル10セント(0.9%)高の3万4035ドル99セントで終えた。3万4000ドル台に乗せるのは初めて。15日発表の3月の米小売売上高が市場予想以上に増加し、米景気の回復期待が一段と強まった。米長期金利が低下し、高PER(株価収益率)のハイテク株が買われたのも相場を押し上げた。

3月の小売売上高は前月比9.8%増と市場予想(6.1%増)を上回った。米政府による家計への現金給付が支えとなり、自動車・同部品など幅広い項目が増えた。週間の新規失業保険申請件数は昨年3月以来の水準に減った。新型コロナウイルスのワクチン接種が広がる中、好調な景気指標を受けて米経済への楽観論が強まった。

良好な景気指標が相次いだにもかかわらず、15日の米債券市場で長期金利が一時1.52%とほぼ1カ月ぶりの水準に低下した。長期金利の低下時に買われやすいハイテク株に買いが入り、スマートフォンのアップルが2%近く上げた。ソフトウエアのマイクロソフトは上場来高値を付けた。

ダウ平均の構成銘柄以外ではアナリストが投資判断を引き上げたエヌビディアが6%上げるなど、半導体株も全般に堅調だった。ネット検索のアルファベットは上場来高値を更新した。

朝方発表の2021年1~3月期決算が市場予想を上回る増収増益となった医療保険のユナイテッドヘルス・グループが4%近く上げ、ダウ平均を押し上げた。バイオ製薬のアムジェンも高い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比180.923ポイント(1.3%)高の1万4038.763で終えた。1万4000を上回るのは2カ月ぶり。前日にナスダック市場に上場した暗号資産(仮想通貨)交換業者のコインベースは買い先行後に売りに押され、1.7%安で終えた。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は反発し、45.76ポイント(1.1%)高の4170.42と過去最高値を更新した。

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