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NYダウ続落464ドル安 ウクライナ懸念の売り続く

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【NQNニューヨーク=戸部実華】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落し、前日比464ドル85セント(1.4%)安の3万3131ドル76セントで終えた。2021年3月以来、11カ月ぶりの安値となった。ウクライナ情勢を巡る不透明感が続いており、投資家が株式の持ち高を減らす動きが続いた。景気敏感からハイテク株まで幅広い銘柄に売りが膨らんだ。

ロシアがウクライナ東部の親ロシア派支配地域に派兵を決めたことを受け、ウクライナは非常事態宣言を発令する方針となった。同国では23日に政府系サイトへのサイバー攻撃が発生したと伝わった。

米国防総省高官は23日、ロシア軍の一部がウクライナ国境まで5キロメートルの位置に迫っていると明らかにした。ウクライナ周辺に配置したロシア軍の8割が攻撃開始に向けた位置に移動済みで「最大限の臨戦態勢に入っている」と指摘した。欧米政府はロシアの行動次第で追加制裁に動く構えを示している。市場では不透明感を嫌気し、運用リスクを回避する動きが続いた。

ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップル、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムの下げが目立った。クレジットカードのビザや建機のキャタピラー、機械のハネウェル・インターナショナル、銀行のJPモルガン・チェースなど幅広い銘柄に売りが出た。一方、石油のシェブロンは買われ、2%高で終えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続落。前日比344.029ポイント(2.6%)安の1万3037.487と、昨年5月以来の安値となった。ローソク足のチャートで下値支持とされた下ヒゲとともに大きな陽線(終値が始値を上回る)を引いた1月24日の安値を下回り、取引終了にかけては一段と売りが膨らんだ。電気自動車のテスラが7%安、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は5%安と下げが目立った。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は前日比79.26ポイント(1.8%)安の4225.50と昨年6月以来の安値で終えた。

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