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NYダウ38ドル高 長期金利低下、ハイテク株に買い

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比38ドル30セント(0.1%)高の3万6290ドル32セントで終えた。朝方に発表された昨年12月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想並みにとどまり、米長期金利が一時低下した。相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いが優勢となった。半面、金融のゴールドマン・サックスが売られ、ダウ平均の重荷となった。

CPIは前年同月比7.0%上昇と39年ぶりの高さだったが、市場予想と同じだった。供給制約が和らぐにつれ、今春以降のインフレ鈍化を見込む市場関係者も多い。米債券市場では先週来インフレ加速を織り込んで長期金利が上昇していたため、12日の長期金利はCPI発表後に1.71%(前日終値は1.73%)に低下する場面があった。

長期金利低下を受けてハイテク株が買われ、ソフトウエアのマイクロソフトや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコム、スマートフォンのアップルが上昇した。機械のハネウェル・インターナショナルや建機のキャタピラー、航空機のボーイングなど景気敏感株の一角も高い。

半面、金融のゴールドマン・サックスが3%安となり、1銘柄でダウ平均を80ドルあまり押し下げた。同業のジェフリーズ・ファイナンシャル・グループが12日、2021年9~11月期の債券トレーディング収入が大幅に減少したと発表し、連想売りが出た。ダウ平均の構成銘柄ではないが、同業のモルガン・スタンレーも3%安だった。

FRB高官の発言も相場の上値を抑えた。米クリーブランド連銀のメスター総裁は12日、金融市場に悪影響を与えない限り「米連邦準備理事会(FRB)は迅速にバランスシートの縮小を開始すべきだ」と述べた。金融引き締めの前倒しへの警戒感が一時強まった。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、前日比34.943ポイント(0.2%)高の1万5188.392で終えた。電気自動車のテスラが4%高。アプライドマテリアルズ(AMAT)など半導体製造装置株も軒並み上昇した。

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