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NYダウ反発、596ドル高 停戦対話再開に期待

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比596ドル40セント(1.8%)高の3万3891ドル35セントで終えた。上げ幅は一時700ドルを超えた。ロシアがウクライナとの停戦対話を再開する意向を表明したとの報道を受け、地政学リスクの緩和を期待した買いが入った。今週に入り下げがきつかった景気敏感株に加え、原油高で資源関連株への買いが目立った。

両国の再協議は2日に行われるとの報道もあったが、3日になる見通しだ。双方の立場は隔たりが大きいが、停戦対話の継続自体は投資家心理の改善につながった。

相対的に安全資産とされる債券は売られ、米長期金利は一時1.91%と前日比0.17%上昇した。前日は投資家が運用リスクを回避する目的で株式から債券に資金を移す動きが鮮明だったが、2日は一転して債券売り・株買いが優勢となった。

建機のキャタピラーが5%高、化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエムも上昇し、前日に下げが目立った景気敏感株に買いが入った。ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースなど金融株も反発した。米原油先物が2011年5月以来の水準に上昇したのを受け、石油のシェブロンは3%上げた。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、米下院で議会証言に臨んだ。地政学リスクの高まりを踏まえ3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げを見送り、通常の0.25%にとどめる考えを示した。市場では「3月の利上げ開始は織り込み済みで、4月以降の利上げペースに関心が高い」(インガルズ・アンド・スナイダーのティム・グリスキー氏)といい、相場への影響は限られた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比219.557ポイント(1.6%)高の1万3752.016で終えた。スマートフォンのアップルが高い。エヌビディアなど半導体株への買いも目立った。

経済チャートで見るウクライナショック

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