/

NYダウ続落、97ドル安 景況感の悪化を嫌気

(更新)

【NQNニューヨーク=岩本貴子】2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前週末比97ドル31セント(0.3%)安の3万4838ドル16セントで終えた。欧州の株高などを受けて買いが先行したが、米長期金利が低下すると景気減速の懸念が強まり、景気敏感株を中心に売りが広がった。

長期金利は正午頃に前週末比0.07%低い1.15%まで下げる場面があった。米国では新型コロナウイルスのワクチンを接種済みの人にも感染が広がっている。集団免疫の獲得には時間がかかるとの見方が強まっており、景気減速を見越した債券買いが強まった。

米サプライマネジメント協会(ISM)が2日発表した7月の米製造業景況感指数は59.5と前月から低下し、ダウ・ジョーンズまとめの市場予想(60.8程度)も下回った。原材料や労働力の不足が、米国の製造業の業績回復の勢いを抑えており、債券買い・株売りの材料になった。

化学のダウや建機のキャタピラー、航空機のボーイングなど景気敏感株が総じて安い。クレジットカードのビザやアメリカン・エキスプレス(アメックス)が売られ、ダウ平均の重荷になった。決済サービスのスクエアが、後払い決済サービスを提供するオーストラリアのアフターペイを買収すると1日に発表し、競争激化が警戒された。

朝方は買いが先行し、ISM製造業指数が発表される前にダウ平均は256ドル高を付ける場面があった。米疾病対策センター(CDC)によると米国では少なくとも1回のワクチンを接種した成人は70%に達した。バイデン政権のファウチ首席医療顧問が1日、米メディアで「ロックダウン(都市封鎖)はしない」と述べたのが好感された。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に反発した。前週末比8.391ポイント(0.1%)高の1万4681.069で終えた。電気自動車のテスラが買われた。7月30日に8%安と急落したネット通販のアマゾン・ドット・コムは小反発。一方、SNS(交流サイト)のフェイスブックは下げた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン