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NYダウ反発183ドル高 FRB議長の議会証言後に買い

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比183ドル15セント(0.5%)高の3万6252ドル02セントで終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言後に米長期金利の上昇が一服し、長期金利が上昇すると売られやすい高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買い直された。

パウエル議長は11日の議会証言で高インフレを抑えるために行動する姿勢を改めて示した。保有資産の縮小は「年内に始める可能性がある」と述べた。ただ、発言内容は市場の想定以上に金融引き締めに積極的だったとはいえず、議会証言への警戒から事前に上げていた長期金利は証言後にやや低下した。朝方は議会証言への警戒感から株売りが先行し、ダウ平均は一時300ドル近く下げていた。

ハイテク株が買い直され、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやスマートフォンのアップルが高い。11日に発表した21年10~12月期の出荷機数が7~9月期から増えた航空機のボーイングが3%高。化学のダウや機械のハネウェル・インターナショナルなど景気敏感株の一角が上げた。原油高を受けて石油のシェブロンも高い。

一方、アナリストが投資判断を「売り」に引き下げたIT(情報技術)のIBMが2%安。日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、外食のマクドナルドなど、ディフェンシブ株の下げが目立った。

ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比210.621ポイント(1.4%)高の1万5153.449で終えた。アナリストが目標株価を引き上げたネット通販のアマゾン・ドット・コムが2%超上げ、交流サイトのメタプラットフォームズも高い。アナリストが投資判断を「買い」に上げたアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は4%上昇し、それ以外の半導体株も総じて買われた。

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