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NYダウ3日続落、48ドル安 景気敏感株に売り

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続落し、前日比48ドル20セント(0.1%)安の3万5312ドル53セントで終えた。主要株価指数が過去最高値圏で推移するなか、景気敏感株を中心に利益確定や持ち高調整の売りが優勢だった。一方、緩和的な金融環境が続くとの見方から、長期金利の低位での推移が追い風となる高PER(株価収益率)のハイテク株には買いが入り、ダウ平均の下値は堅かった。

米雇用サービス会社ADPが発表した8月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月比37万4000人増と市場予想(60万人増)を大幅に下回った。新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染拡大が雇用の伸びを抑えているとの見方があった。「9月もデルタ型の影響が続く可能性がある」(パンセオン・マクロエコノミクス)との声もあり、雇用回復の鈍化が意識された。

景気敏感株や消費関連株の一角が売られた。建機のキャタピラーが1%強下げ、石油のシェブロンやクレジットカードのアメリカン・エキスプレス、機械のハネウェル・インターナショナルへの売りが目立った。前日に大幅に上昇したドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスも安い。

ダウ平均の下げ幅は限られた。雇用回復の遅れは金融緩和の長期化につながるとの見方も意識された。3日に発表される8月の米雇用統計を前に積極的な売買は控えられた。

業績が景気に左右されにくいとみられる主力ハイテク株が買われ、相場を支えた。一部の州で運転免許証や州のIDをスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などのアプリに加えるサービスの導入を発表したアップルが上場来高値を更新した。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムも買われた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比50.146ポイント(0.3%)高の1万5309.381と、過去最高値を更新した。交流サイトのフェイスブックや検索サイトのアルファベットなど主力ハイテク株が上昇した。大人気ドラマの配信日を公表した動画配信のネットフリックスは2%高だった。

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