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NYダウ続伸286ドル高 金利低下一服、景気敏感株に買い

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比286ドル01セント(0.8%)高の3万4798ドル00セントで終えた。米長期金利の低下一服を受けて景気敏感株が買い直された。好決算を発表した銘柄が買われたのも相場を押し上げた。

21日の米債券市場で長期金利は一時1.30%と20日に付けた2月以来の低水準(1.12%)から大きく上昇した。最近の米株市場では長期金利を景気指標とみなす傾向がある。長期金利上昇で景気への過度な懸念が薄れ、株買いを後押しした。

景気敏感株が買われ、航空機のボーイングや化学のダウ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが高い。長期金利上昇で利ざや縮小の懸念が和らぎ、金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースがともに2%上げた。原油高を受けて石油のシェブロンは3%上昇した。

好決算銘柄への買いも相場を支えた。飲料のコカ・コーラが21日に発表した2021年4~6月期決算は市場予想を上回る増収増益だった。経済正常化による需要回復を受けて12月期通期見通しを引き上げ、株価は1%上げた。同様に市場予想を上回る好決算を発表した通信のベライゾン・コミュニケーションと医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も高い。

ダウ平均の構成銘柄以外では、市場予想を上回る増収増益決算を発表した外食のチポトレ・メキシカン・グリルが急伸。決算と同時に示した見通しが収益の回復期待を誘った空運のユナイテッド航空ホールディングスも大きく上げた。空運株に加え、クルーズ船のカーニバルなど旅行レジャー銘柄の上昇が目立った。

ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比133.076ポイント(0.9%)高の1万4631.954で終えた。エヌビディアなど半導体株が総じて買われ、指数上昇をけん引した。ただ、長期金利上昇はハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄の逆風になりやすい。大型ハイテク株はまちまちで、ソフトウエアのマイクロソフトと交流サイトのフェイスブックが上げ、スマートフォンのアップルと電気自動車のテスラは下げた。

前日夕に発表した決算で、7~9月期の有料契約者数の予想が市場予想を下回った動画配信のネットフリックスは3%下げた。

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