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NYダウ5日ぶり反落、65ドル安 短期的な過熱感を警戒

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比65ドル38セント(0.2%)安の3万5228ドル81セントで終えた。前日までの4日続伸で900ドル強上げた後とあって、短期的な過熱感から、上昇をけん引していた消費関連やハイテク株が利益確定売りに押された。

ウクライナ情勢が引き続き投資家心理の重荷となった。ロシア軍は29日に首都キエフなどでの軍事活動の縮小を表明した後も、東部を中心に激しい攻撃を加えている。前日は停戦交渉の進展を期待し、幅広い銘柄が買われていたため、反動の売りが出た。

ウクライナ情勢の不透明感や米原油在庫の減少などで米原油先物が3%強上昇したのも株売りを誘った。ガソリン高による消費圧迫が意識されて消費関連株が売られ、ホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザ、映画・娯楽のウォルト・ディズニーの下げが目立った。

ただ、ダウ平均の下値は堅かった。世界経済の先行き不透明感から、欧州に比べ相対的に景気が底堅い米国に資金を移す動きが継続しているとみられる。

アナリストが投資判断を引き下げた日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が下落した。前日まで戻りが続いたハイテク株も利益確定売りが優勢だった。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムは3%下落し、スマートフォンのアップルは12営業日ぶりに反落した。

一方、ディフェンシブ株の一角は買われた。医療保険のユナイテッドヘルス・グループや小売りのウォルマートが高い。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比177.361ポイント(1.2%)安の1万4442.275で終えた。前日夕に発表した四半期決算と見通しが市場予想を上回った半導体のマイクロン・テクノロジーは買い先行後、下げて終えた。クアルコムやエヌビディアなど他の半導体株も総じて安い。

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