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NYダウ続伸、210ドル高 雇用改善で景気回復期待高まる

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】6月30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比210ドル22セント(0.6%)高の3万4502ドル51セントで終えた。朝方発表の雇用関連指標が市場予想を上回り、米労働市場の改善に伴う景気の回復期待が強まった。雇用増に伴い個人消費が強含むとの見方から景気敏感や消費感関連株への買いが目立った。

6月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が前月比69万2000人増と、市場予想(55万人程度の増加)を上回った。

7月2日発表の米政府の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比70万人程度増加すると予想されている。同程度の増加であれば、労働市場の改善は続く一方、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的金融緩和の縮小)の開始を前倒しするほどの強い内容にはならないとの指摘があった。

四半期末と半期末の持ち高調整で割高感が意識されやすいハイテク株を売って、相対的に割安な景気敏感株を買う動きもあったもようだ。取引終了にかけて景気敏感株への買いが強まり、ダウ平均は上げ幅を広げる展開だった。

航空機のボーイングや機械のハネウェル・インターナショナル、工業製品・事務用品のスリーエム(3M)など景気敏感株が上昇した。小売り大手ウォルマートは前日比3%高となり、金融のゴールドマン・サックスや石油のシェブロンなどにも買いが入った。

一方、6月29日にデータセンター向け新型CPU(中央演算処理装置)の生産の遅れを明らかにした半導体のインテルが続落した。足元で上昇が目立っていたスポーツ用品のナイキも下げた。

ダウ平均は6月月間では27ドル(0.1%)安と小幅ながら5カ月ぶりに下落した。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落し、前日比24.382ポイント(0.2%)安の1万4503.953で終えた。ソフトウエアのマイクロソフトや交流サイト(SNS)のフェイスブックなど主力ハイテク株の一角が利益確定の売りに押された。ナスダック指数は6月月間で755ポイント(5.5%)高となり、上昇率は昨年12月以来の大きさだった。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は小幅に5日続伸した。前日比5.70ポイント(0.1%)高の4297.50と連日で過去最高値を更新した。月間では2.2%高と5カ月連続で上昇した。

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