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NYダウ反発653ドル高 原油相場急落で買い直し

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【NQNニューヨーク=古江敦子】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比653ドル61セント(2.0%)高の3万3286ドル25セントで終えた。米原油先物相場の大幅下落でインフレや景気減速への懸念が和らぎ、消費関連など幅広い銘柄が買い直された。ダウ平均は前日までの4営業日で1200ドル強下げたため、短期的な戻りを見込む買いも誘った。

米原油先物相場は9日に一時、1バレル103ドル台と前日終値から16%下落した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国が増産に動くとの思惑が浮上し、欧米の対ロシア経済制裁による原油需給の逼迫が和らぐと期待された。金や銅、小麦など原油以外の商品先物も連れ安し、インフレ懸念がひとまず和らいだ。

業種別ではエネルギーと公益事業以外は全面高の展開で、押し目買いや売り方の買い戻しが相場を押し上げた。前日までインフレが消費を抑えるとの見方から下げていた消費関連株の上げが目立ち、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスとスポーツ用品のナイキが5%上昇した。米長期金利が一時1.95%と前日比で0.10%上昇し、利ざや拡大の観測から金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスは4%上げた。

ハイテク株も買われ、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが6%上昇した。ソフトウエアのマイクロソフトも5%高で終えた。スマートフォンのアップルも大幅高となった。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前日比459.995ポイント(3.6%)高の1万3255.546で終えた。グーグルの親会社アルファベットや半導体のエヌビディアなど主力株が総じて上昇した。

9日は米政権がデジタル通貨分野で初の国家戦略をまとめた。暗号資産(仮想通貨)取引の普及につながるとの期待から、仮想通貨交換業者のコインベースや決済サービスのブロック(旧スクエア)など関連株の上げが目立った。

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