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NYダウ反発、90ドル高 長期金利の上昇一服

(更新)

【NQNニューヨーク=張間正義】29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比90ドル73セント(0.3%)高の3万4390ドル72セントで終えた。米長期金利の上昇が一服し、製薬のメルクや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株中心に買い直された。前日は金利上昇を嫌気してダウ平均は569ドル下げており、値ごろ感からの買いも入ったようだ。

メルクは2%強上げた。開発中の新型コロナウイルス治療の飲み薬で良好な結果が出たと伝わったのも買い材料。ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス、バイオ製薬のアムジェンなど、ダウ平均構成銘柄の上昇率上位にはディフェンシブ株が目立った。アナリストが投資判断を引き上げた航空機のボーイングが3%高となったのも、ダウ平均を押し上げた。

前日に1.56%まで上昇した長期金利が一時1.4%台に低下し、投資家の過度な警戒感が和らいだ。ただ、市場心理を測る指標となる米株の変動性指数(VIX)は不安心理が高まった状態とされる20を上回って終え、先安懸念はくすぶったままだ。ディフェンシブ株が買われたのも株安に身構える投資家の姿勢を映し出している。

ダウ平均は上げ幅を一時250ドル超に広げたが、引けに掛けて急速に伸び悩んだ。米連邦債務の上限問題も相場の重荷となった。与野党協議が難航しており、10月以降の財源が確保できず、米連邦政府の閉鎖やデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が意識された。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4日続落し、前日比34.242ポイント(0.2%)安の1万4512.441で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムとネット検索のアルファベットが下落した。28日夕に市場予想を下回る業績見通しを発表した半導体のマイクロン・テクノロジーは2%下落した。

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