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NYダウ続落、234ドル安 FRB「特例終了」で金融株下落

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比234ドル33セント(0.7%)安の3万2627ドル97セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルス危機に対応して導入した銀行の資本規制の緩和を延長しないと発表、投融資への影響が懸念された金融株が下げた。悪材料が出たクレジットカードのビザとスポーツ用品のナイキが売られたのもダウ平均の重荷となった。

FRBは19日朝、銀行の自己資本比率を規制する「補完的レバレッジ比率(SLR)」の基準を緩める特例措置を延長せず、予定通り3月末に終了すると発表した。金融市場の流動性低下や景気悪化に対応して昨年4月にSLRの規制を緩和したが、流動性の枯渇による市場の混乱は生じていないと判断した。

市場では「FRBが金融をやや引き締め始めたとの見方が浮上し、投資家心理が冷え込んだ」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との指摘があった。投融資への影響が警戒され、JPモルガン・チェースが2%安となり、ゴールドマン・サックスなど金融株が総じて下げた。

米当局がデビットカード決済を巡る反競争的行為の疑いで調査していると伝わったビザが6%下げ、1銘柄でダウ平均を90ドル押し下げた。18日夕に発表した2020年12月~21年2月期決算で売上高が市場予想を下回ったスポーツ用品のナイキは4%下げた。

前日に長期金利の上昇で売られたハイテクなどグロース(成長)株には押し目買いが入った。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比99.067ポイント(0.8%)高の1万3215.235で終えた。SNS(交流サイト)のフェイスブックが4%上昇し、ネット通販のアマゾン・ドット・コムは2%上げた。エヌビディアなど半導体株も高い。

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