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NYダウ横ばいの6セント安 景気敏感株に利益確定売り

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【NQNニューヨーク=横内理恵】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は横ばいとなり、前日比6セント安の3万5754ドル69セントで終えた。前日までの3日続伸で1100ドルあまり上昇しており、上げ相場をけん引してきた景気敏感株やハイテク株の一角が利益確定売りに押された。半面、ディフェンシブ株が上昇し、指数を下支えした。

ダウ平均は朝方に一時177ドル安まで下げた。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大を受け、英政府が8日にイングランドで行動規制を強化すると発表し、欧州などで同様の規制が広がるとの懸念が浮上した。

11月の米消費者物価指数(CPI)発表を10日に控え、買いが手控えられた面もある。CPIは伸びがさらに加速するとみられており、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ前倒し観測につながる可能性が警戒された。

ダウ平均の構成銘柄では航空機のボーイング、化学のダウなど景気敏感株が売られた。ボーイングは中型機「787」の納入の遅れが伝わったのも売り材料。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムも下げた。前日まで連日で上場来高値を更新していたスマートフォンのアップルも4営業日ぶりに反落した。

もっとも、ダウ平均は午後にかけて下げ渋り、100ドルあまり上昇する場面もあった。買われたのは業績や株価が景気の影響を受けにくいディフェンシブ株だ。上昇相場で出遅れていたため資金が向かいやすかった面もある。ドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス、外食のマクドナルド、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが高い。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前日比269.618ポイント(1.7%)安の1万5517.370で終えた。電気自動車のテスラが6%安だった。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株も全般に売られた。

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