香港、7~9月GDP4.5%減 輸出低迷 3期連続マイナス - 日本経済新聞
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香港、7~9月GDP4.5%減 輸出低迷 3期連続マイナス

【香港=木原雄士】香港政府は31日、7~9月期の実質域内総生産(GDP)速報値が前年同期比4.5%減少したと発表した。中国をはじめとする世界経済の減速で輸出が大幅に落ち込んだ。GDPは3四半期連続のマイナスで、経済の下押し圧力が強まっている。

モノの輸出は前年同期比15.5%減、サービス輸出も3.5%減だった。個人消費支出は政府による電子消費券の配布によって横ばいにとどまった。景気の勢いを示す季節調整済みの前期比は2.6%減だった。

政府報道官は「外部環境の悪化と(中国本土との)陸上貨物輸送の混乱が輸出に打撃となった。主要な中央銀行による積極的な利上げの結果、引き締まった金融環境も域内需要の重荷になった」と指摘した。

香港政府は2022年通年の成長率見通しを8月時点で「マイナス0.5~プラス0.5%」としていたが、これより下振れする可能性もある。

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