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台湾、取水制限強化を見送り 半導体生産への影響回避

台湾は雨不足が続き、人気観光地の日月潭にある湖も干上がってしまった(4月、南投県)=AP

【台北=中村裕】台湾の経済部(経済省)は31日、半導体産業が集積する新竹市や台中市で予定した6月1日からの取水制限の強化を、いったん見送ると発表した。56年ぶりの干ばつが襲っているが、ここ数日の急な降雨でダムの貯水量が一定程度、回復したという。当初は現在の取水制限を、15%から17%に引き上げる計画だった。

新竹市や台中市には、製造工程で大量に水を使う半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)などが工場を多く構えている。そのため当局は、世界的な半導体不足が続くなかで水不足の影響が半導体産業に及ばないように、取水制限の強化策を打ち出していた。

水不足を受け、半導体など各社は2月から、給水車を使い、水が比較的豊富なダムから自社の工場に直接運び、生産を行うなどの緊急対策を続けてきた。ただ、梅雨の5月に入っても雨不足が続き、当局は取水制限の強化を相次ぎ打ち出す状況にあった。

当局は、取水制限の強化はいったん見送るが、6月中旬から再び雨不足が予想されるとし、節水の継続を呼び掛けた。

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