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フィリピンのラモス元大統領が死去 経済改革に取り組む

(更新)

【マニラ=志賀優一】フィリピンのフィデル・ラモス元大統領が31日、死去した。94歳だった。死因は新型コロナウイルスに伴う合併症という。ラモス氏は1992~98年に大統領を務めた。86年の民主化革命を主導したコラソン・アキノ元大統領の後任として同国経済の構造改革を実施した。

アンヘレス報道長官は同日、フェイスブックでラモス氏の訃報を公表した。マルコス大統領は「ラモス氏の職務における遺産は我が国の心の中に永遠に残る」と声明を出した。地元有力紙マニラ・ブレティンによるとマニラ首都圏にある病院のマカティ・メディカル・センターで死去した。

ラモス氏は国家警察や国軍の要職を歴任した。86年の民主化革命で、独裁政権を敷いたマルコス元大統領の政権を崩壊させるため主導的な役割を果たした人物だ。国防省も同日、「ラモス氏は国軍の近代化を進めることに多大な貢献をした」とコメントし死を悼んだ。

ラモス氏はアキノ元大統領の政権で国防相を務めた。その後自身も大統領に就任し、同国の経済改革のほか外資誘致を積極的に進め同国への投資を促進した。

2003年に日本経済新聞で「私の履歴書」を執筆したほか、04年には国際交流会議「アジアの未来」で講演した。大統領退任後もラモス平和開発財団を通じて精力的に活動していた。

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