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中国主導のアジア投資銀行、総会のロシア主催を変更

【北京=川手伊織】中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が、今秋に開く年次総会の主催をロシアから中国・北京市にあるAIIB本部に変更したことが31日分かった。オンライン形式で開く。ロシアのウクライナ侵攻に対する米欧の経済制裁など国際世論に配慮したとみられる。

7回目となる年次総会は10月26~27日に開催する予定だ。2021年10月の前回総会で、2022年はロシア主催で開くことを決めていたが、このほど変更した。

AIIBはすでにロシア向け投融資案件を止めている。ウクライナに侵攻した直後の3月初旬、ロシアとその協力国のベラルーシに関連する全ての活動を保留していると発表した。

総会のオンライン開催は、新型コロナウイルスの感染が広がってから3年連続となる。ウイルスを徹底して封じ込めようとする中国政府の「ゼロコロナ」政策が影響している可能性がある。

AIIBは16年1月に開業した。中国が最大の3割を出資し、増資など重要案件で拒否権を握る。今の加盟国・地域は105に上る。加盟国の半分が南米やアフリカなど域外で、欧州の主要国も参加している。日本や米国は参加していない。5月27日までに承認した投融資の件数は178件で、累計金額は350億ドル(約4兆5000億円)にのぼる。

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