江沢民氏死去、経済大国・中国の基礎築く 党の裾野拡大
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【北京=羽田野主】1989年、天安門事件直後の混乱のさなかに江沢民(ジアン・ズォーミン)氏は共産党総書記に抜てきされた。最高指導者だった鄧小平の下で、市場化にカジを切る「社会主義市場経済」路線を導入し、首相だった朱鎔基氏と共に経済大国の基礎を築いた。
江氏の総書記としてのスタートは恵まれたものではなかった。天安門事件直後の党内では政治闘争が吹き荒れていた。鄧小平が打ち出した改革開放政策も停滞し、...
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