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サムスントップ「最高に透明な会社に」 裁判で涙の宣誓

李在鎔氏は最終陳述で声を詰まらせながら反省の弁を述べた(写真は5月の記者会見)=ロイター

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子トップの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が前大統領らへの贈賄罪に問われた30日の差し戻し審で、李氏は「法を順守するのは当然として、最高の透明性、道徳性を持つ会社にする」と話した。被告人の最終陳述で涙を手で拭い、声を詰まらせながら約17分間、懺悔(ざんげ)と誓いの言葉を述べた。

検察側は李氏に対して懲役9年を求刑した。一連の裁判は30日で結審し、判決は2021年1月18日に出る見通し。

李氏は冒頭で「二度と過ちを犯さないと誓う」と宣言。贈賄の端緒となった朴槿恵(パク・クネ)前大統領との面会について「父(故李健熙=イ・ゴンヒ氏)が突然倒れ、心に余裕がないまま大統領と1対1で面談した。今であれば決してそんなことはしない」と話した。

裁判は異例の経過をたどった。一審で懲役刑となり李氏は収監され、二審で執行猶予の判決を受けて釈放された。ただ最高裁が19年8月に複数の罪を分けて審理すべきだとして高裁に差し戻す決定を下し、19年10月から高裁で差し戻し審が進められていた。

初公判では裁判官が経営を監視する組織の設置を促し、サムスン側が外部の有識者らで構成する順法監視委員会を立ち上げた。20年5月には李氏が「国民への謝罪」を表明する記者会見を開き世襲を否定していた。

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