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印タタ自動車、4四半期ぶり最終黒字 10~12月期

販売増・コスト削減が奏功

金利の低下などでインドで乗用車の販売が伸びた

【ムンバイ=早川麗】インド自動車大手、タタ自動車が29日発表した2020年10~12月期連結決算は、純利益が約290億ルピー(約420億円)と前年同期比で67%増えた。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ需要がインドで持ち直したほか、在庫の削減などコスト低減が奏功し、4四半期ぶりに黒字転換した。

売上高は7636億ルピーと5%増えた。インドでは乗用車の販売が好調で、同国の販売台数は3%増えた。自動車ローンの金利低下が追い風となったことに加え、車種の追加も消費を喚起した。新型コロナ感染抑制に向けた都市封鎖を受け、20年前半に発生した買い控えが一服した面もある。商用車は販売減が続いたが、乗用車が全体をカバーした。

英子会社ジャガー・ランドローバー(JLR)は世界販売が前年同期比9%減り、7%の減収だった。中国で販売台数が19%増と回復したが、コロナの感染拡大が続く北米や欧州での落ち込みが大きかった。

コスト削減や好採算の車種の販売増で純利益は大幅増となった。完成車や仕掛かり品の在庫の適正化で、人件費や光熱費といった経費が下がった。JLRは減収にもかかわらず、単体の税引き前利益が増加。タタ自単体も税引き前損失が縮小した。

28日に20年10~12月期の連結決算を発表したインド自動車最大手のマルチ・スズキも純利益が26%増えるなど、インドの自動車メーカーは業績の回復が目立つ。今後、決算を公表する印マヒンドラ・アンド・マヒンドラなども好業績が見込めそうだ。

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