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中国製造業景況感、8カ月ぶり改善で50超え 11月

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【北京=川手伊織】中国国家統計局が30日発表した2021年11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.1と、前月より0.9ポイント上昇した。8カ月ぶりの改善で、好不調の境目である50も3カ月ぶりに上回った。電力制限の緩和や石炭価格上昇の一服で生産が持ち直した。

PMIは製造業3000社を対象に調べる。新規受注や生産、従業員数など項目ごとに調査する。50を上回れば前月より拡大、下回れば縮小を示す。

PMIを構成する品目ごとにみると、生産は3.6ポイント上がり、52.0となった。3カ月ぶりに節目の50を上回った。主要原材料の調達価格を示す指数は約19ポイントと大幅に低下し、20年5月以来の水準に下がった。コスト負担が和らぎ、景況感の改善につながった。

ただ、需要の持ち直しは鈍い。新規受注は49.4と0.6ポイント上がったが、なお不調を示した。国務院発展研究センターの張立群研究員は「調査企業の3分の1以上が需要不足を最も突出した課題と答えており、経済の下押し圧力はなお明確に残っている」と分析した。

企業の規模別では、大企業が50.2、中堅企業が51.2となり、それぞれ好不調の境目を上回った。中小零細企業は1.0ポイント改善したが、水準は48.5にとどまった。

同時に発表した11月の非製造業のビジネス活動指数は52.3と、10月から0.1ポイント下がった。建設業などが下支えし3カ月連続で50を上回ったが、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴う移動制限が重荷となった。小売り、運輸、宿泊、外食、不動産、娯楽などが50を割り込んだ。

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