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SKイノベ、ハンガリーに車載電池工場 1180億円投資

SKイノベーションは欧米で相次ぎ車載電池の新工場を立ち上げる(国内の車載電池工場)

【ソウル=細川幸太郎】韓国SKイノベーションは29日、ハンガリーで新たに車載電池の工場を建設すると発表した。投資金額は1兆2674億ウォン(約1180億円)で2024年に稼働予定。同社は既に同国内の工場で量産しており、第2工場も22年の稼働に向けて建設を進める。電気自動車(EV)の急激な普及を見越し、3拠点目の建設を決めた。

SKイノベは韓国とハンガリーのほか、中国にも車載電池工場を持つ。22年には米ジョージア州でも工場稼働を控えており、欧米で生産能力を一気に引き上げる。増産投資で先行する韓国LG化学や中国の寧徳時代新能源科技(CATL)を追う。

同社の車載電池の生産能力は現在、約20ギガワット時にとどまるが、各地の増産投資によって25年には125ギガにまで高める。ハンガリーの新工場決定に伴い、従来の25年計画値を100ギガから上方修正した。

SKイノベは車載電池の納入先として現代自動車と独ダイムラーを顧客に持つ。米工場の稼働によって新たに米フォード・モーターや独フォルクスワーゲン(VW)への納入も始める計画だ。電池メーカー各社には完成車メーカーからの大量の発注が持ち込まれており、需要の急拡大に対応するため急ピッチで増産を進める。

石油精製や化学プラントが主力のSKイノベにとって、電池事業は売上高比率で10%に満たない。ただ売上高の6割超を占める石油事業の先細りは避けられず、長期的な成長を車載電池に託して設備投資を続けている。

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