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ソウルの雑踏事故、死者151人に ハロウィーンで密集

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【この記事のポイント】
■ハロウィーンでにぎわうソウルの繁華街で雑踏事故
■飲食店集まる梨泰院に若者ら10万人集まったか
■死者や負傷者は今後も増える可能性

【ソウル=細川幸太郎、甲原潤之介】ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)の路上で29日夜、ハロウィーンを前に集まった若者らが転倒する事故が発生し、多数の死傷者が出た。消防当局によると151人が死亡し、70人超が負傷した。

死者には外国人19人を含むという。在韓国日本大使館は30日午前8時時点で日本人が巻き込まれたとの情報はないとしている。事故現場でブリーフィングした消防当局の担当者も「死者に日本人は含まれていない」とした。

事故は29日午後10時過ぎ、道幅の狭い下り坂に大勢の人が殺到して発生した。通行者が次々と折り重なるように転倒し、下敷きになった人が呼吸困難に陥ったとみられる。現在も現場近くの複数の病院で救命活動が進むものの、死者数は今後も増える可能性がある。

事故直後、救急隊員らが負傷者に心臓マッサージをする動画がSNS(交流サイト)に投稿された。土曜日の夜で、新型コロナウイルスの行動制限が緩和されて初めてのハロウィーンを前に普段より多くの若者らが訪れていた。10万人以上が訪問していたとの情報もある。

梨泰院はクラブやバーなどのナイトスポットが多く、若者に人気がある地域の一つだ。世界各国のレストランなどが立ち並ぶ国際色豊かなエリアで、外国人の居住者や観光客の往来も多い。近年は人気ドラマ「梨泰院クラス」の舞台にもなった。

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は29日夜、救急や治療に十分にあたるよう緊急の指示を出した。30日未明には保健当局に災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣と近隣病院の病床を確保するよう指示した。大統領府の危機管理センターに登庁し、緊急の会議を開いた。

韓国で死者数が100人を超える大規模な事故は、2014年に304人の死者・行方不明者を出した旅客船セウォル号の沈没事故以来となる。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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