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中国CATL、テスラとの電池供給契約を延長

25年末までの4年間、新規に締結

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CATLはテスラへの電池供給を広げるが、中国ではテスラ車の品質問題を巡る批判もある=ロイター

【広州=川上尚志】中国の車載電池最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は28日、米テスラに電池を供給する契約の期間を延長すると発表した。従来の契約期間は2020年7月~22年6月の2年間だったが、さらに22年1月~25年12月の4年間の供給を続ける新たな契約を結んだ。

主要顧客であるテスラへの長期的な出荷を安定させ、生産能力の増強を進める狙いがあるとみられる。

CATLはテスラと新たに契約を結んだ狙いについて「協力関係を一段と深化させる」ためと説明し、供給する電池の金額は「テスラからの注文に応じて決まる」としている。投資銀行の中国国際金融(CICC)は29日、「CATLの製品の世界に向けた出荷が加速する見込みがある」との見方を示した。深圳証券取引所でのCATLの株価は29日、一時前日終値比で5%超上昇した。

調査会社のテクノ・システム・リサーチによると、CATLの車載電池の世界シェアは20年に26%で世界首位だった。すでに中国内外の幅広い自動車メーカーに電池を供給しているが、世界で電気自動車(EV)の販売を広げてきたテスラとの連携強化で出荷をさらに伸ばす狙いだ。

ただ中国ではテスラのEVの品質問題などをめぐり当局や消費者からの批判が出ている。こうした中でテスラは26日、中国で販売した主力車種「モデル3」と「モデルY」の自動運転の制御システムに不具合があり、遠隔でのソフト更新による対応を無料で実施すると発表した。対象は19年以降に販売した約28万6000台で、この期間の販売台数の9割超に相当する。今後、消費者離れが進む懸念があり、CATLの電池出荷にも影響する可能性がある。

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