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SKハイニックス、通期純利益2.4倍 キオクシア評価益で

SKハイニックスは国内生産比率が高く、為替の影響も受けやすい(同社の韓国内工場)

【ソウル=細川幸太郎】韓国半導体大手のSKハイニックスが29日発表した2020年12月期の連結純利益は前の期比2.4倍の4兆7589億ウォン(約4500億円)だった。保有するキオクシア(旧東芝メモリ)の新株予約権付社債(転換社債=CB)の評価差益として1兆7200億ウォンを計上したことで純利益を押し上げた。

SKハイニックスは18年にキオクシアの持ち株会社のCBを引き受ける形で3950億円を拠出。キオクシア上場時にCBの一部が同社株に転換される予定だ。上場前にCBの資産額を見直したことについて、SK側は「会計監査で保有資産の価値を再評価したため」としている。半導体メモリー市況の改善でキオクシアの企業価値が高まったためだという。

20年通期の売上高は前の期比18%増の31兆9004億ウォン、営業利益は同84%増の5兆126億ウォンだった。世界的にオンライン生活が浸透しデータ通信量が拡大したことで、データセンター投資が活発だった。メモリー市況は19年と比べて改善し、DRAMとNANDの2種類の主要メモリーがともに収益改善した。

20年10~12月期は、売上高が前年同期比15%増の7兆9662億ウォン、営業利益が4倍の9659億ウォンだった。スマートフォンや新型ゲーム機向けのメモリー需要が堅調だったものの、主要通貨に対してウォン高が進み為替が下押し要因となった。7~9月期と比べると減収減益となり、足元の市況は一本調子の回復とは言えない状況だ。

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