終盤のフィリピン大統領選、インフラ巡り上位2氏が論戦
独走のマルコス氏「デジタルも」、2位ロブレド氏「地方優先」
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【マニラ=志賀優一】任期満了に伴う9日投開票のフィリピン大統領選は支持率で首位のフェルディナンド・マルコス元上院議員(64)を2位のレニー・ロブレド副大統領(57)が追う展開だ。終盤の論戦はインフラ整備の方針が軸。2人とも現職の積極姿勢を否定しないが、マルコス氏は「デジタル環境」への発展を訴え、逃げ切りを目指す。ロブレド氏は「地方優先」で挽回を探る。
6月に退任するロドリゴ・ドゥテルテ大統領(7...