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サムスン、4~6月の半導体営業益28%増 全事業で増益

(更新)
サムスンの半導体部門は業績拡大が続く

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が29日発表した2021年4~6月期連結決算の部門別業績で、半導体事業の営業利益は前年同期比28%増の6兆9300億ウォン(約6600億円)だった。スマートフォンや家電など全部門で営業増益を記録し、全体の純利益は同73%増の9兆6300億ウォンだった。

変動幅の大きい半導体部門の売上高は同25%増の22兆7400億ウォン。売上高営業利益率は30%を超え、2年半ぶりの高水準となった。世界的な半導体不足を背景に、主力の半導体メモリーはじめ幅広い半導体製品の販売が好調だった。

特に米IT(情報技術)大手のデータセンター投資の拡大を受けて主要メモリー製品であるDRAMの収益貢献が大きかった。サムスンは「サーバー向けDRAMの新規需要が増加したほか、在宅勤務や遠隔授業が定着したことでパソコン向けも好調を維持している」とした。

米寒波による停電で2月に稼働停止したテキサス州の半導体工場は3月末から順次再開に動いている。半導体の営業利益は前四半期比で2.1倍となった。

米インテルの参入表明によって競争が激しくなる半導体受託生産分野について、サムスンは同日、電話会見で「22年に(次世代品の)3ナノ半導体の量産を計画する」と表明した。ライバルの台湾積体電路製造(TSMC)は21年内に3ナノの試験生産を始める予定で、サムスンも技術開発を急いでTSMCに食らいつく姿勢を示した。

スマホ部門の売上高は前年同期比9%増の22兆6700億ウォン、営業利益は66%増の3兆2400億ウォンだった。前年同期にコロナ禍に伴う都市封鎖でスマホ販売が大きく落ち込んだ反動が大きかった。

家電部門は巣ごもり消費の恩恵が続く。売上高は同32%増の13兆4000億ウォン、営業利益は同45%増の1兆600億ウォンだった。サムスンは「消費者の在宅時間が増えたことで高価格帯品の販売好調が続く」としている。

サムスンは7日に決算速報値として全体の売上高と営業利益のみを公表しており、29日に新たに純利益と各部門の業績を発表した。

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