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北朝鮮が弾道ミサイル2発発射 日本海に、韓国軍発表

(更新)

【ソウル=甲原潤之介】韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が午後6時10~20分ごろに短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表した。首都平壌の順安付近から日本海に向けて撃った。日本の防衛省も北朝鮮から弾道ミサイル2発が発射され、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられると説明した。

防衛省によると1発目は350キロメートル、2発目は300キロメートルほど飛び、ともに最高高度は50キロメートル程度と推定した。変則軌道で飛んだ可能性があるという。韓国軍は飛距離360キロメートル、高度30キロメートル、速度マッハ6(音速の6倍)と分析した。

日本政府は北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に抗議した。航空機や船舶への被害の報告はないという。井野俊郎防衛副大臣は28日、防衛省で記者団に「一連の北朝鮮の行動は日本や地域、国際社会の平和と安全を脅かすものだ」と非難した。

岸田文雄首相は①情報収集・分析に全力を挙げ国民に迅速・的確に情報を提供②航空機や船舶などの安全確認を徹底③不測の事態に備え万全の態勢をとること――の3点を指示した。

日本海上では米韓両軍が26日から米軍の原子力空母を交えた共同訓練をしている。29日にはハリス米副大統領が韓国に到着し、北朝鮮との軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を訪れる予定だ。北朝鮮が米韓の連携の動きに反発の意思を示した可能性がある。

北朝鮮は25日にも北西部の平安北道泰川周辺から弾道ミサイル1発を発射したばかり。防衛省の分析では変則軌道で650キロメートル飛んだ。2022年に入ってからの発射数は31発に達し、年間の発射数で最多を更新している。

韓国情報機関の国家情報院は28日、北朝鮮が近く7回目の核実験に踏み切るとの見通しも示した。中国共産党大会が開かれる10月16日から米中間選挙前日の11月7日までに断行する可能性があると予測した。国会の情報委員会に非公開で報告し、出席議員が明らかにした。

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金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。

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