コロナ市中感染ほぼゼロ、台湾・ベトナム・シンガポール
[有料会員限定]
【シンガポール=中野貴司、台北=中村裕】世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、台湾やベトナムなどのアジアの国・地域が市中感染をほぼゼロに抑え込んでいる。共通するのは隔離や検査の徹底により、クラスター(感染者集団)発生の芽を早期に摘んでいることだ。
政治体制や法制度は異なるものの、日本が新規感染者を減らしていくうえで、こうした例から学べる点もありそうだ。
台湾では2020年11月、フィリピ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1250文字