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エアアジアX、4~6月最終赤字6500億円

【シンガポール=谷繭子】マレーシアの格安航空大手、エアアジア・グループの関連会社で国際線など中長距離路線専門のエアアジアXは27日、2021年4~6月期の最終損益が246億リンギ(約6530億円)の赤字となったと発表した。赤字額は前年同期の3億500万リンギの約80倍に膨らみ、四半期ベースで過去最大となった。

損失額が膨らんだのは、債務支払いの引当金を238億リンギ計上したためだ。最終損失は9・四半期連続だ。売上高は7226万リンギと、前年同期比21%減。コロナ前の19年の同期と比べると93%減だった。

コロナの影響で国際線の需要が激減し、同社は20年に資金不足に陥った。債務削減を柱にした経営再建策を打ち出し、リース会社などの債権者と交渉中だ。635億リンギの負債を2億リンギまで、99.7%カットする計画。債権者の反発は大きいとされるが、エアアジアXは決算資料で「交渉は進捗している」とし、「債務削減が成功すれば、引き当てた負債は免除される」と強調した。

クアラルンプール高等裁判所は、同社が再建案の合意を取り付ける債権者集会の開催期限を22年3月まで延長することを認めている。同社は「10月末までに集会を終えたい」との見通しを述べた。

資金繰りの改善に向け、マレーシア政府保証の融資を5億リンギ分申請する計画も明らかにした。不採算路線を撤廃し、余剰航空機をリース会社に返却する交渉も続ける。

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