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豪英BHP、コロンビアの炭鉱権益を売却 スイス企業に

【シドニー=松本史】豪英資源大手のBHPグループは28日、南米コロンビアで発電用石炭を産出するセレホン炭鉱の権益33.3%をスイスの資源商社グレンコアに2億9400万ドル(約325億円)で売却すると発表した。発電時に多量の二酸化炭素(CO2)を排出する石炭事業への批判を考慮し、2019年に売却方針を示していた。

世界的な脱炭素の流れに対応した動きで、規制当局の認可などを経て22年前半にも売却を完了する予定だ。これによりBHPが持つ発電時の燃料に使う一般炭事業は、オーストラリアにあるマウントアーサー炭鉱のみとなる。製鉄時に使用する原料炭事業も今後、一部を売却する見通しだ。

セレホン炭鉱の権益はBHP、グレンコア、英アングロ・アメリカンが3分の1ずつ保有するが、グレンコアが残る2社の権益を買い取るという。グレンコアによると、セレホン炭鉱の石炭産出量は30年以降、大幅な減少が見込まれている。

BHPの20年6月期の石炭事業(一般炭、原料炭の合計)の売上高は前の期比32%減の62億4200万ドルで、売上高全体に占める割合は15%だった。EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)は16億3200万ドルと60%減少した。競合する英豪リオ・ティントは18年にすべての石炭資産の売却を完了している。

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