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中国スマホ出荷11%減 4~6月、vivoが初の首位

ファーウェイは5位圏外に転落、米社調べ

4~6月期の中国のスマホ出荷台数シェアでvivoが初めて首位に立った(広東省広州市の販売店)

【広州=川上尚志】米調査会社IDCが28日に発表した2021年4~6月期の中国のスマートフォン出荷台数は、前年同期比11.0%減の7810万台だった。米政府による規制の影響を受け、前年同期に首位だった華為技術(ファーウェイ)は5位圏外に転落。代わって中国大手のvivo(ビボ)が台数を伸ばし初めて首位に立った。

ファーウェイは米政府が20年9月に打ち出した輸出規制の強化により、スマホの生産に必要な半導体の調達が厳しく制限され、中国内外でスマホ事業の落ち込みが続いている。同年11月には規制の影響をかわす狙いで低価格ブランド「オナー」を売却した。

IDCによると、オナーのシェアは4~6月期に8.9%で5位に入ったが、出荷台数は690万台と前年同期比で約半分に減った。IDCはファーウェイについて、具体的な台数やシェアは公表していない。

4~6月期はvivoが主力の「Yシリーズ」を中心に販売が堅調で、出荷台数は前年同期比23.6%増の1860万台、シェアは6.7ポイント高い23.8%になった。2位のOPPO(オッポ)は17.3%増の1650万台、3位の小米(シャオミ)は47.0%増の1340万台だった。4位の米アップルも17.0%増の860万台に伸ばした。各社ともファーウェイやオナーからシェアを奪った格好だが、全体の出荷台数は落ち込んだ。

1~6月期の中国全体のスマホ出荷台数は前年同期比6.5%増の1億6400万台になった。1~3月期は前年に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で販売が落ち込んだ反動があったが、4~6月期は「大きなヒット商品がなく、消費者の関心が低かった」(IDC)という。足元では世界的な半導体不足によるスマホの生産への影響が広がる懸念もあり、21年後半の出荷に響く可能性がある。

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