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サムスン、半導体の4~6月営業益44%増 家電などは減益

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が28日発表した2022年4~6月期の事業別業績で、半導体部門の営業利益は前年同期比44%増の9兆9800億ウォン(約1兆400億円)だった。堅調なデータセンター投資に支えられ、主力のメモリー販売が好調だった。主力4部門のうちスマートフォンと家電、ディスプレーは振るわず減益だった。

全社の売上高は前年同期比21%増の77兆2000億ウォン、営業利益は12%増の14兆1000億ウォンだった。半導体部門が営業利益の7割超を稼ぎだし、全社での増益を支えた。純利益は15%増の11兆1000億ウォンだった。

半導体部門の売上高は24%増の28兆5000億ウォンだった。受託生産事業(ファウンドリー)を含む「非メモリー」事業の売上高は44%増の7兆4200億ウォンとなった。半導体の性能を左右する「回路線幅」が5ナノ(ナノは10億分の1)メートルの先端半導体の歩留まり(良品率)向上が奏功したという。

ただ、サムスンはメモリー市況の先行きを悲観的にみている。決算発表後の電話会見で「下半期のメモリー市場は弱含んでおり、無理な販売を自制していく」とした。ライバルのSKハイニックスも投資計画を延期するなど当面は価格維持のために生産量の調整が続く見通しだ。

半導体を除く主力3部門は減益だった。スマホ部門の売上高は29%増となったものの、原材料価格や物流費用の増加によって営業利益は19%減となった。家電部門も費用増の影響を受けて11%増収にもかかわらず66%の減益となった。20年から続いた「巣ごもり消費」の収束もあってテレビや白物家電の高値販売が難しくなった事情もある。

サムスンは7日に速報値として4~6月期の売上高と営業利益を発表済み。28日は全体の純利益と事業部門ごとの売上高と営業利益を新たに発表した。

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