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サムスン純利益26%増 10~12月、iPhoneパネル好調

サムスンの業績にとって感染症は追い風となった=ロイター

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が28日発表した2020年10~12月期の連結純利益は前年同期比26%増の6兆6100億ウォン(約6200億円)だった。米アップルのiPhone向けの有機ELパネルが好調で、ディスプレー部門の収益が大幅に伸びた。半導体部門も増益基調が続いた。

売上高は3%増の61兆5500億ウォン、営業利益は26%増の9兆500億ウォンだった。主要通貨に対してウォン高が進んだことで営業利益ベースで1兆4000億ウォンの為替差損があったという。

部門別で最も営業利益が伸びたディスプレーは、売上高が24%増の9兆9600億ウォンで営業利益は8倍の1兆7500億ウォンだった。20年秋発売のiPhoneの新製品が全機種で有機ELパネルを採用したことで、高いシェアを持つサムスンが恩恵を受けた。iPhoneの発売時期が例年より1カ月遅れたことも10~12月期に利益が集中する結果となった。

半導体の売上高は8%増の18兆1800億ウォン、営業利益は12%増の3兆8500億ウォンだった。半導体メモリーと受託生産ともに販売好調だったものの、生産拠点が国内に偏っており、為替影響が大きく利益が伸び悩んだ。

スマートフォンを含む通信部門の売上高は10%減の22兆3400億ウォン、営業利益は4%減の2兆4200億ウォンだった。アップルや中国勢など競合の新製品発表時期が重なり、自社の販売台数が振るわなかった。

サムスンは同日、21年からの3年間の配当総額を年間9兆8000億ウォンと従来から2000億ウォン引き上げると発表した。

サムスンは8日に決算速報値として売上高と営業利益を発表しており、28日に新たに純利益と各部門の業績を発表した。

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