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マルチ・スズキ、前期純利益23%減 都市封鎖など響く

オンラインで質問に答えるマルチ・スズキのバルガバ会長(27日)

【ムンバイ=花田亮輔】インド自動車最大手、マルチ・スズキが27日発表した2021年3月期連結決算は、純利益が前の期比23%減の438億ルピー(約640億円)だった。新型コロナウイルス対策でインド政府が20年3月から全土でロックダウン(都市封鎖)を行い、販売が苦戦した。足元で感染が急増しており、今期の業績には不透明感が残る。

売上高は7%減の7330億ルピーだった。輸出を含む販売台数は145万台と7%減少した。新型コロナの影響がなかった19年3月期と比べると22%減だった。

インドでは新型コロナの感染拡大を受けてロックダウンを実施し、マルチ・スズキも4月の国内販売がゼロになるなど経営に深刻な打撃を受けた。その後、経済活動は順次再開したが、前半の落ち込みを補いきれなかった。インド自動車工業会(SIAM)が発表した20年度(20年4月~21年3月)の国内新車販売台数も19年度比6%減だった。

インドでは3月以降、新型コロナの感染が再び拡大している。4月に入ってからは1日あたりの新規感染者数が30万人を超え、20年のピーク時と比べても3倍以上の水準となっている。マルチ・スズキのバルガバ会長は「今のところ売り上げに影響はない」と説明しつつも、先行きについては「何が起こるか誰にも分からない」と述べた。

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