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モンゴル、オユーンエルデネ氏が新首相に就任

首相に就任したオユーンエルデネ氏(政府サイトから)

【北京=多部田俊輔】モンゴルで27日、与党モンゴル人民党のロブサンナムスライ・オユーンエルデネ氏(40)が首相に就任した。新型コロナウイルスへの対応を巡って抗議活動が発生し、フレルスフ前首相(52)が内閣総辞職に踏み切ったためだ。若者に人気が高いオユーンエルデネ氏の起用で支持回復をめざす。

国民大会議(国会)が27日、承認した。オユーンエルデネ氏は1980年6月、首都ウランバートル生まれ。モンゴル国立大を卒業し、米ハーバード大ケネディスクールで行政学修士号も取得した。2016年から国民大会議の議員を務め、20年の総選挙で勝利して再任したフレルスフ前内閣では官房長官を務めていた。

モンゴルでは新型コロナに感染した出産直後の女性を極寒の中で薄着で施設に隔離したことから、20日にウランバートルで大規模な抗議活動が発生した。同日に副首相や保健相が辞意を表明し、21日にフレルスフ前首相が内閣総辞職を表明した。

今回の抗議活動を巡っては、6月の大統領選を視野に入れた政治的な駆け引きとの見方も浮上している。モンゴル人民党は若手をトップとする新しい内閣を早期に発足させ、国民の批判に応える姿勢を示した格好だ。

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