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LGDが2年ぶり最終赤字、4~6月 コロナ特需の収束響く

【ソウル=細川幸太郎】韓国LGディスプレー(LGD)が27日発表した2022年4~6月期の連結決算は、最終損益が3820億ウォン(約400億円)の赤字だった。前年同期は4240億ウォンの黒字だった。新型コロナウイルス感染症に伴う在宅勤務の浸透や巣ごもり消費などでのテレビやパソコンの特需がなくなり、2年ぶりに最終赤字に転落した。

売上高は前年同期比20%減の5兆6070億ウォン、営業損益は4880億ウォンの赤字(前年同期は7010億ウォンの黒字)だった。中国のロックダウン(都市封鎖)に伴うテレビやパソコンの生産量の低迷、液晶パネルの在庫増加による販売価格低下によってLGDの業績も悪化した。

ディスプレー業界は20~21年にコロナ特需に沸いた。在宅勤務や遠隔授業の浸透によってパソコンやタブレット端末の販売が絶好調で、テレビ向けパネルも販売価格が大幅に伸びた。LGDも20年に閉鎖予定だった韓国内の液晶パネル工場を稼働延長して特需に対応した。

ただ、22年に入って特需は収束し、テレビもスマートフォンも生産調整が進む。LGDは先行きについて「景気低迷・消費鈍化の流れは当分続く」とみて、稼働延長していた液晶パネル工場の停止方針も明らかにした。ディスプレー産業は中国勢の台頭も著しく、再びパネル市況の厳冬期を迎えるとの見方も強まっている。

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