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盧泰愚元大統領を国家葬に 文大統領「成果もあった」

【ソウル=恩地洋介】韓国政府は27日の閣議で、26日に死去した盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の葬儀を「国家葬」として営むと決めた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は盧氏の功績を「歴史的な過ちが少なくなかったが、成果もあった」と評価した。盧氏は1979年の軍事クーデターなどに絡み有罪判決を受けた経緯から、政府が葬儀を主宰することへの慎重論があった。

葬儀期間は26~30日の5日間で、告別式と埋葬式は30日に営まれる。葬儀委員長を務める金富謙(キム・ブギョム)首相は「故人は国家発展に多くの業績を残した」と説明した。

盧氏は大統領在任中、ソウル五輪を成功に導き、積極外交で旧ソ連や中国と国交を樹立した。一方、退任後はクーデターや80年の光州事件に関与した内乱などの罪で懲役17年が確定した。後に釈放されたが、革新系の現政権与党には盧氏の業績に否定的な評価が多い。

遺族は27日、盧氏の生前の言葉を公開した。「光州事件や在任中の出来事で責任や過ちがあったなら、寛大な許しを願う。歴史の悪い面は全て背負っていく」と述べていたという。故人は墓所について、ソウルの国立墓地ではなく北朝鮮との境界に近い坡州市への埋葬を希望していた。

盧氏の遺体はソウル市のソウル大病院に安置されている。27日には、盧氏の長女と結婚した財閥3位の崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長らが弔問に訪れた。大統領府によると文大統領は弔問しない。

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