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中国BYD純利益3割減、EV好調も採算悪化 1~6月

BYDはEVなどの販売が急拡大しているが採算は悪化した(重慶市での展示)

【広州=川上尚志】中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)が27日発表した2021年1~6月期決算は、純利益が前年同期比29%減の11億7000万元(約200億円)だった。EVを中心とする新エネルギー車の販売が急増したものの、原材料価格の上昇が響き採算は悪化した。

売上高は50%増の908億元。事業別では自動車・関連部品が22%増の391億元だった。1~6月のEVなどの新車販売台数は前年同期比6割増の約25万台になった。スマートフォンの部品・組み立て関連も84%増の431億円で好調だった。スマホの受託生産が伸び、ゲーム機やドローンなども堅調だった。

ただ、自動車関連とスマホ関連の事業はそれぞれ粗利益率が低下した。BYDは「原材料の価格上昇の影響で、企業の発展は大きな課題に直面している」と説明。鋼材や電池の原料となる希少金属(レアメタル)の値上がりの影響を受けたとみられる。粗利益率の高かったマスクの製造販売が落ち込んだ影響との見方もある。

BYDの新車販売は7月も前年同月比8割増の約5万7000台で好調が続いている。8月中旬には、小型EVの新しいブランド「海豚」の予約販売を始めた。EVの車種を増やし販売の上積みを目指すが、採算向上につながるかは不透明感がある。

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