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サムスンSDIの純利益6倍 4~6月、車載電池初の黒字化

サムスンSDIは米国工場の建設推進も表明した

【ソウル=細川幸太郎】電池大手の韓国サムスンSDIが27日発表した2021年4~6月期の連結純利益は前年同期比6倍の2883億ウォン(280億円)だった。需要拡大中の車載電池事業が四半期ベースで初めて黒字転換した。スマートフォン向けの電池も販売好調だった。

売上高は同30%増の3兆3343億ウォン、営業利益は2.8倍の2952億ウォンだった。

サムスンSDIは自動車やスマートフォン向けのほか、エネルギー貯蔵システム(ESS)向けなど幅広い電池を手掛けている。特に欧州系の自動車メーカーとの取引が大きく、電気自動車(EV)向けの電池が需要拡大期に入ったことで車載電池事業を黒字化した。同社はハンガリーを中心に増産投資を続けている。

サムスンSDIは現在、米国に電池工場を持っていない。北米自由貿易協定(NAFTA)から代わった貿易協定の枠組み「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の発効を受けて、サムスンSDIは決算発表後の電話会見で「当社も遅れないように米国への生産拠点進出を推進する」との考えを示した。

また、太陽光や風力など自然エネルギーを貯蔵するESSの需要も堅調に推移。特に北米の電力事業者向けのESS販売が好調で電池事業全体として大幅な増収増益を記録した。

そのほか有機ELパネル素材や偏光フィルムなどディスプレー関連素材も手掛けており、巣ごもり消費を背景としたテレビ市場の拡大で、電子材料事業も増益だった。

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