習近平氏、党規約「二つの確立」見送り 党内配慮も基盤盤石 - 日本経済新聞
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習氏、党規約「二つの確立」見送り 党内配慮も基盤盤石

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【北京=羽田野主】中国共産党が26日公表した党規約の改正で、習近平(シー・ジンピン)総書記への個人崇拝と捉えられかねない政治スローガンの一部の記載が見送られた。習氏への権力集中を懸念する慎重派に一定の配慮を示したかたちだが、最高指導部を側近で固め、長期政権へ揺るぎない基盤を整えた。

党規約は党の憲法ともいわれ、政治理念や統治、規律、意思決定の仕組みなどを含む党の最高規則だ。共産党がすべてを指導す...

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習政権

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。

「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます

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