中国ゼロコロナ機能不全を露呈 経済犠牲でも感染者最高
[有料会員限定]
習近平(シー・ジンピン)指導部の「ゼロコロナ」政策への抗議が中国各地に広がる背景には、この政策の「機能不全」が強まっているためだ。都市封鎖で企業活動は停滞し、経済が打撃を受けている。市民生活は圧迫される。一方、感染が再び拡大し、中国本土の1日あたりの感染者数は26日まで4日連続で過去最高を更新した。
新型コロナウイルスを徹底的に封じ込めるゼロコロナ政策による経済面での打撃は甚大だ。野村国際の陸挺...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。
■「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
■「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます