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北朝鮮、党中央委員会総会を招集 金正恩氏が司会

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【ソウル=甲原潤之介】北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、朝鮮労働党の中央委員会総会が26日に招集されたと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)総書記が司会を務め、討議に入ったと伝えた。2022年の総括と23年の事業計画、予算を決める。

報道によると金正恩氏は22年について「最近生じた内外の環境の特殊さを深く把握し、今後の国家発展の方向を明確にした」と位置づけた。この間の「試練の闘争」が貴重な経験になると指摘した。

具体的な言及はないが、新型コロナウイルスの感染拡大や米韓との対立先鋭化などを乗り越えたと強調しているとみられる。「今年の闘争を通じ、政治、軍事、経済、文化の各方面で我々の国力が強化された」とも発言した。

初日の討議は経済がテーマだったとみられる。金属や化学、電力、石炭、機械などの基幹工業と建設、農業、軽工業の各分野について、金正恩氏が23年の重点目標と実行計画を明らかにしたという。

金正恩氏の報告は続くとしており、総会の会期は明らかにされていない。21年は年末の党総会で決定した年間の活動方針などを22年元日付の報道を通じて発表した。

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