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韓国LGとSK、和解交渉が長期化 車載電池訴訟巡り対立

SKイノベーションとLG化学は相互に批判し続けている(SKイノベーションの電池工場)

【ソウル=細川幸太郎】韓国の車載電池大手LG化学と同業のSKイノベーションの和解交渉が長期化している。25日にLG化学がSK側の対応を不誠実だと批判し、26日にはSK側が交渉を拒否する姿勢を示した。LG側は3000億円規模の和解金を要求しているとされ、交渉の着地点は見通せないままだ。

SKイノベの李明栄(イ・ミョンヨン)取締役は26日の株主総会で「我々の競争力を弱めるための競合企業(LG化学)の要求は受け入れられない」と表明。前日にLG化学の株主総会で辛学喆(シン・ハクチョル)最高経営責任者(CEO)が「国際貿易規範で尊重されるべき米国際貿易委員会(ITC)の判決を受け入れないのは残念だ」と話したことに反論した。

両社の係争はLG化学が2019年4月、SK側がLG化学の営業や技術の担当者76人を引き抜き、車載電池の技術や顧客を奪ったことが営業秘密の侵害にあたるとしてITCに提訴したのが発端だ。21年2月にITCがLGの主張を認め、SKに米国への輸入禁止命令を下した。SKは事業継続のために猶予期間中に和解を迫られている。

ITC判決後にLG側は3000億円規模の賠償金を要求し、SK側は「金額が法外」として拒否する姿勢を示す。両社の協議は1カ月以上たっても平行線が続いている。このままではSKが米ジョージア州に建設中の車載電池工場が稼働できず、顧客の米フォード・モーターなどの電気自動車(EV)戦略にも影響が出る可能性もある。

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