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アフガン人378人が韓国入り 長期滞在認める

26日、アフガニスタンから韓国の仁川国際空港に到着した人々=ロイター

【ソウル=恩地洋介】国外退避を望んだアフガニスタン人378人を乗せた韓国軍の輸送機が26日、韓国の仁川国際空港に到着した。現地の韓国大使館や関係機関で働くスタッフやその家族で、韓国政府は「特別寄与者」として特例的にビザを発給し長期滞在を認める。

韓国空軍は24、25の両日、2機のC130輸送機を使い、計391人を首都のカブール空港からパキスタンのイスラマバードへ移送した。このうち第1陣の378人が別の大型機で韓国入りした。退避者には100人超の乳幼児も含まれている。残る13人も近く韓国に向かう。

韓国政府関係者によると、カブール空港は周辺の混乱のため、接近が難しい状況になっているようだ。

韓国国防省の担当者は26日のラジオ番組で、カブール空港近くには国外退避を望む2万人近いアフガン人が押し寄せ、空港はゲートを封鎖していると説明した。さらにイスラム主義組織タリバンが空港周辺で検問を実施し、アフガン人の進入を妨げている。通過には、米軍の承認を要求しているという。

韓国大使館は米軍を乗せたバス6台にアフガン人を分乗させ、検問を通過させた。事前に準備していたEメールの連絡網を使い、退避希望者に集合場所を周知したという。現地の韓国人はアフガン政府の崩壊直後に退避していた。

韓国政府はアフガン人を難民ではなく、長期滞在者として受け入れる。短期滞在ビザをいったん発給したうえで、長期滞在が可能なビザに切り替える。韓国内には反発の声もあるが、政府は「韓国を助けたアフガン人を見放すことはできない」(朴範界法相)として決定を急いだ。

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アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧し、大統領府を掌握しました。米国は2001年の米同時テロをきっかけにいったんはタリバンを打倒しましたが、テロとの戦いは振り出しに戻ります。アフガニスタン情勢を巡る最新の記事をこちらでお読みいただけます。

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