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フィリピン次期財務相に中銀総裁 マルコス氏が表明

【マニラ=志賀優一】フィリピン大統領への就任を控えるフェルディナンド・マルコス元上院議員は26日、新政権の財務相に同国中央銀行のベンジャミン・ジョクノ総裁を起用する方針を明らかにした。同国の政府債務残高は過去最高となっており、財務の健全化を図る。

ジョクノ氏は同日、財務相就任を受け入れたうえで「経済成長を支援しながら、財政規律も維持するバランスを取ることに努める」と声明を発表した。

ジョクノ氏は2019年に中銀総裁に就任し、新型コロナウイルスの感染拡大を受け政策金利を過去最低水準にするなどの対策を講じてきた。金融サービスのデジタル化も主導した。23年までだった中銀総裁の任期は、財務相就任に伴い前倒しで終える。

中銀総裁の後任には、中銀の金融政策委員の1人で経済学者のフェリペ・メダラ氏が就任する見通しだ。

フィリピンはドゥテルテ現大統領のもと、大規模インフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド(造れ、造れ、造れ)」を実施してきた。国内総生産(GDP)の5%前後をインフラ投資に充て雇用を創出する一方、3月末の政府債務残高は前年同月比で約18%増え、過去最高の12兆6800億ペソ(約31兆円)に達した。これまで金融政策を手がけてきたジョクノ氏は、財務相としても手腕が試されることになる。

マルコス氏は6月30日に大統領に就任し新政権が発足する。

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